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2022/07/01 16:03

ほたては肉や魚よりタンパク質の含有量は劣るものの脂質が低く、栄養分もカルシウム・タウリン・ビタミン・糖質・鉄分・リン・その他ミネラルなどがたくさん含まれています。やや高タンパクで低脂質・低カロリー、栄養豊富なほたては健康志向の方にピッタリな食材となっております。

豊富に含まれるタウリンは含硫アミノ酸から合成される成分で、肝臓の機能を高める効果があります。交感神経を抑制する働きとともに血液をサラサラにして、高血圧や脳卒中、心臓病などの予防にも効果があるとされています。

ビタミンはビタミンB群が多く、ヘモグロビンを作ったり末梢神経の修復をしたりするビタミンB12や、そのビタミンB12とともに正常な赤血球を造血したり胎児の先天異常の予防をしたりする葉酸、血液の主成分となる鉄分などがあり、貧血予防になります。

旨味成分の遊離アミノ酸も、うま味と酸味のグルタミン・アスパラギン、甘味のアラニン・グリシンなどが含まれています。特にグリシンは睡眠の質を上げる効能がある成分といわれており、血管を広げて深部体温を下げ、自然に眠りに入る準備をしてくれます。また、コラーゲンを構成する成分でもあるので、肌の張りや弾力を保ってくれたり関節痛の予防にもなります。

ミネラルの一種である亜鉛は新陳代謝を促し、食物の消化吸収に必要な酵素の成分となります。味覚を正常に保つ効能もあり、舌の味蕾を作って味覚異常を予防する働きがあります。免疫に対する反応や血糖値を下げる働きなどもあり、人体にとって重要な必須ミネラルの一つとなっています。
しかし、それほど人体に重要な亜鉛でも、摂りすぎると吐き気や嘔吐・下痢や腹痛を引き起こす可能性があるので、粒の大きなほたてを食べる際には3~4個程度を目安にするのがいいでしょう。

焼いたり乾燥させたりすると栄養分や旨味が凝縮していくほたてですが、実は塩分も凝縮されています。
たとえばおつまみ感覚で気軽に食べられる干し貝柱ですが、100gの中におよそ6gほどの塩分が含まれているので、塩分の摂り過ぎに注意してお召し上がりください。

海産物で塩分の他に気になる方が多いのはおそらくプリン体ではないでしょうか。一般的に魚介類はプリン体の含有量が多いイメージがあるので、尿酸値や痛風を気にされている方にはそれだけで敬遠されているかもしれません。
しかしほたてのプリン体含有量は実は少なめで、だいたい同じ重さの豚肉や牛肉と同じくらい、部位によってはほたての方が少ないというのが事実です。
今まで痛風を気にして敬遠されていた方には、これからは焼き肉と同じくらい気軽に安心してほたてを召し上がっていただきたいですね。