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活ホタテ入荷しました!

2022/06/30 15:19

平内町は養殖ほたて発祥の地にして、生産量日本一の町でもあります。

養殖場である陸奥湾は青森県のほぼ中央に位置しており、北の大部分と東は下北半島に、西は津軽半島に、南は夏泊半島にとその周囲をほぼ陸地に囲まれています。
北の残りの部分は平舘海峡で、隣り合う津軽海峡から流れ込んだ津軽暖流が陸奥湾を反時計回りに循環し、再び津軽海峡に戻っていきます。その海流に南の八甲田山系の豊富なミネラルを多く含んだ河川が注ぎ込むため、陸奥湾は栄養が豊富となり、ほたての餌となるプランクトンが良く育ちます。
四方をほぼ陸地に囲まれていることによる穏やかさと北国ならではの涼しさ、暖流と河川から豊富な栄養がもたらされるという環境がほたての育成に適しているのです。

昔から陸奥湾には天然のほたてが生息しており、10~20年に一度程度の頻度で自然大量発生を繰り返してきたといいます。
この自然の不安定なサイクルに振り回されずに安定してほたてを供給できるよう、戦後まもなく漁業者や研究者がほたて養殖に着手、様々な試行錯誤の末に昭和40年代初頭、ついに養殖の技術が確立したのです。
その後、昭和40年代後半には養殖ほたての水揚げが全体の半数を超えるなど飛躍的に成長し、現在では青森県が北海道に次ぐほたて水揚げ量第2位となるほどに発展しています。